法テラス(日本法律支援センター)の役割とは

法テラスは、法律の知識に疎く手続きの難解な手続きにより煩わしかったり、また、高額な費用負担のために法律弱者となっていた人々に法律専門家による紛争の解決を総合的に迅速かつ適切に支援することを目的として設立された公的機関です。

従来、不法なトラブルに巻き込まれたときに警察等に相談しても民事不介入の原則を盾に相談に乗ったてもらえなかったり、高額な費用に躊躇して弁護士に相談出来なかったり、あるいはその他の理由により正当な権利を行使できず、時には不法な要求に泣き寝入りしているケースが多くありました。そこで、司法制度利用の弊害をなくし、法律専門家によるサービスを総合的に受けられるように司法制度改革の一環として「総合法律支援法」が制定されました。

運営は、行政機関として法務省、最高裁判所をはじめとする司法機関のほか日本弁護士連合会及び日本司法書士会連合会などの法律専門がが携わっています。現在全国の地方裁判所本庁所在地(県庁所在地)に事務所が設置されている他、都道府県によっては2〜8ヶ所の事務所と数ケ所の相談センターが設置されています。詳細は別章の『全国の法テラス所在地』をご覧ください。

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法テラスの主な業務は次の通りです。
1.情報提供業務
  次の情報を及び資料を収集して整理し、一般の利用、または個別の依頼に応じて提供する業務。
   ■裁判その他の法による紛争の解決のための制度の有効な利用に役立てるもの。
   ■弁護士、弁護士法人及び法律専門職者の業務及び関連団体の活動に関するもの。
2.民事法律扶助業務
  民事裁判手続等の準備及び追行に必要な費用を支払う視力が無い国民等(適法に在留する者を含む)又は
  支払いを行うことにより生活に著しい支障を生じる恐れのある者を援助する業務。
   ■民事裁判等の手続の準備及び追行のため代理人に支払うべき報酬及び代理人の事務手続きに要する
    実費の立替。
   ■弁護士及び司法書士に民事裁判等の手続きに必要な書類の作成を依頼して支払うべき報酬及び実費の
    立替をすること
   ■前二項の報酬及び実費に相当する金額を法テラスに支払うことを約束した者のために適当な契約弁護士
    に前項の事務を取り扱わせることる
   ■弁護士及び司法書士による法律相談を行うこと。

3.国選弁護人の確保
  国の委託に基づく国選弁護人及び国選付添人の選任並びに国選被害者参加弁護士の選定業務
4.司法過疎対策
 弁護士または司法書士等が居ない地域及びその他の事情により法手続きを依頼するすることが困難な地域に
 おいて、適当な契約弁護士等に法律事務を取り扱わせること。
5. 犯罪被害者の支援
 被害者等の援助に関する次に掲げる情報及び資料を収集して整理し、一般の利用に供し、又は個別の依頼 に
 応じて提供すること
   ■刑事手続への適切な関与及び被害者等が受けた損害又は苦痛の回復又は軽減を図るための制度その他
    の被害者等の援助に関する制度の利用に役立つもの
   ■被害者等の援助を行う団体その他のものの活動に関するもの
6.その他
 行政機関、弁護士会等、裁判外紛争解決手続きを行う者、被害者等援助を行う団体その他の者並びに高齢者
 または障害者の援助を行う団体その他の関係団体との間に連携を確保し強化すること。

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